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姿や雰囲気が少し変わってて驚いたけど。
唯、中身は全く変わってなくて
───・・・安心した、て云うのか?
俺の好きな紅茶と甘いクッキー。
両方とも美味かった。
偶には、誰かの隣で寝るのも悪くないかもな。
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怪我なんて 本当に大したモンじゃなかったけど。
何か御詫びしてくれるって云うから、さ。
紅茶、頼んだ。
前に飲ませてもらった…甘いヤツ。
何だか懐かしいな。
・・・・一緒に飲んでくれるって云うしな。
愉しみにしといてやろ。
身体から溢れる鮮やかな紅。
久しく味わう鉄錆の甘さ。
仄かな毒の痛みに歪む貌。
全てが僕を満たして行く。
嗚呼、こんな風に傷を負うのは何時振りだろうか。
けれど、此の痛みすらも 消えて仕舞うのが惜しい位だ。
其れにしても・・・・・
ふふ、変な処で優しい奴だな。
桜の花──・・・・
どうやら少しだけ早咲きして仕舞ったみたいです。
淡く 儚げで 優しい 綺麗な色。
円で あの人の様な花。
" 綺麗 "
其の一言が どれ程嬉しい事だったでしょう。
其れも数週間も経てば 散って仕舞うのでしょうけれど。
此のまま ずっと散らなければ良いのに、何て。
───・・・・・・・・・・・俺、は。
一体何をすれば良いんだろう。
如何すれば アイツが苦しまずに済む?
嫌なんだ、もう哀しそうに泣く顔を見るのは。
結局 出来る事何て限られているんだろうけど。
其れでも、精一杯 やれるだけの事はやる。
約束…したから。